COMIC 魂 3月号(はちどり/主婦の友社):2020年 2月13日
あ~・・・(涙)、『COMIC 魂』が休刊になってしまいました。
最終号は、2020年3月号、通巻30号です。『COMIC 魂』では、2017年10月20日に発売された Vol.1 から 2020年3月号 までの30冊に毎号、池上先生の作品を掲載していただきました。ファンとして感謝申し上げます。
そして、『COMIC 魂 別冊』の『クライング・フリーマン』では、私どものサイト『池上遼一.database』を大きく紹介いただき、書籍デビューまでさせていただきました。本当にありがとうございました。(詳しくは、こちら)
その昔、『時代劇漫画 刃-Jin-』という雑誌がありました。発売当初は、小池一夫氏原作の劇画村塾メンバーを中心とした過去の作品を再度掲載するという雑誌でしたが、号を重ねるごとにPower Upし、新作と旧作の再録が上手にブレンドされた雑誌へ形を変えました。池上先生の新作『修羅雪姫外伝』も掲載されたこと、作品を大事にしている感じがあらゆるところに見られたことなどなど、私のお気に入りの雑誌になりました。しかし、出版不況の中、『時代劇漫画 刃-jin-』は2008年7月号で休刊しました。その出版社であった小池書院も2016年2月に営業停止状態になってしまいました。
その当時の流れを継ぐスタッフが2017年10月に立ち上げたのが『COMIC 魂』でした。ですから、『COMIC 魂』の作りが『時代劇漫画 刃-jin-』に似ていたのだと私は思っています。
『COMIC 魂』に掲載された多くの池上先生の作品は、『時代劇漫画 刃-jin-』に掲載された『修羅雪姫外伝』や大阪芸術大学が発行した雑誌『河南文芸』や『大学漫画』などに掲載された作品など、小池書院で描かれたものです。ここに、小学館で描かれた『刺青』を含む『近代日本文学名作選』の6作品と、『くの一異聞 天使は舞いおりた』などを加えた構成が、『COMIC 魂』の30冊に掲載された作品になります。
もしかしたら、池上先生の時代劇作品をすべてご紹介いただけるのではと期待もしておりましたが、残念です。ただし、『COMIC 魂』に掲載していただいた池上作品は、良質なものばかり。池上先生の作品のすごさを再確認させていただきました。
詳しくは、こちらを参考にしてください。
カテゴリー:COMIC 魂 は池上ワールドがいっぱい
旧サイト:池上遼一.database by Otoshibumi Craft Lab.
小池書院から、はちどりへ。この間、匂坂さんには、大変お世話になりました。この場を借りて、感謝申し上げます。ありがとうございました。また、いつか、池上先生のことで機会がありましたら、お声がけください。よろしくお願いいたします。くれぐれもお体ご自愛ください。ありがとうございました。
はちどりのスタッフの皆さんにも大変お世話になりました。ありがとうございました。