武生へ:『極 池上遼一展』:#6 『綱竜と侍』

from Otoshibumi:2019年8月9日

 池上先生が今回の展示会に向け、書き下ろした画が『綱竜と侍』です。

 『極 池上遼一展』でも原画が展示されていました。ここでの説明では、「描くなら勇猛な武士を」、「背景にはJR武生駅構内に設置されている越前打刃物で作られた『昇龍』を入れたい」などのことから、このような画になったそうです。
 龍を描くのは池上先生が得意とするところですが、頭、背びれ、尾が刃物であることがわかりますか?

 「 JR武生駅構内に設置されている越前打刃物で作られた『昇龍』 」を早速、探しに行ってきました。

うろこも尾も全て刃物です。

 武生駅構内の『昇龍』もこれから『極 池上遼一展』を見学する方は、見学ルートに加えてください。JRを利用されて武生に行かれる方は、出口の改札口に向かって右手の方向にあります。でかいモニュメントですから、すぐにわかります。

2019年8月16日記