『さまよえる女 – WONDER WOMEN -』第2話:池上遼一原作、新作登場!

ビッグコミック・スペリオール 10号(小学館):2020年 4月24日

 『さまよえる女 -WONDER WOMEN』第2話がビッグコミック・スペリオール(小学館)に掲載されています。いかがでしょうか?今回は第1話に比べ、読み応えのある36ページになりました。

 『豺使(さいし)』が出てきました。豺使といえば、池上ファンなら涙もの。ヤングマガジン・アッパーズ(講談社)で1998年に発表された『流月抄』に出てきましたよね。いつかは、続編をと強く望んでいた夢を池上先生はこんな形で実現させてくれました。

 さ、第3話のストーリー展開は、きっとたたみ込んでくるはず。楽しみですよね。だって、2回分の掲載は第3話のためにあるわけですから。

 「希代の絵師が進化する!」と池上先生をたたえるコピー!「小森の禁忌が崩れゆく・・・!?」、その先は、・・・早く読みたい!早く読みたい!早く読みたい!

次号:5月8日発売!

『さまよえる女 – WONDER WOMEN -』:池上遼一原作、新作登場!

ビッグコミック・スペリオール 9号(小学館):2020年 4月10日

 ついに登場です。池上遼一:原作、池上遼一:画、ピュアな新作が登場です。ピュアな池上遼一作品は、『くノ一異聞 天使が舞いおりた』以来となります。
 今年になり、『特例コンプライアンス』が新作として発表されましたが、こちらも池上先生の作品、そして、今回の新作も池上先生の作品。比較して楽しんでいただけるとなによりです。

 今回の新作『さまよえる女 – WONDER WOMEN -』は、マジ・モード。私が池上先生に長く求めて来た作品になるはずです。「読み切り、3号連続掲載」ですから、十分に楽しませていただけると思います。

 第1話の今回は、カラーページでスタート。そのとびらは、主人公・小森が高校時代から見る悪夢だ。そして、その悪夢は藪内麟太郎画伯が戦前に描いた『さまよえる少女』と題された絵画と似ている。初恋の相手・夕月曜子との再会。この少女がファム・ファタールだという。ファム・ファタールとは、男にとっての「運命の女」の意味。また、男を破滅させる魔性の女(魔女)のこと(引用:Wikipedia)をいうのだ。

 今回の40ページは物語の前置きが整えられたといっていいと思います。そのストーリーは、池上遼一節ともいえる構成で展開されているわけですから、私はもう続きを欲しているのです。つづきを楽しみにしましょう。